6月もほぼ終わりに近付きまして、今年も半年が終わっちゃいますね〜!
しかし歳を重ねる毎に1年が早い

前回は、カメラ屋がなぜサッカーショップを始めたのか?のオープンまでの事を書きましたが、今回はオープンしてからの出来事です


もしかすると、書ききれなくて前編・後編になるかもしれませんが、お付き合い下さい

それと前回のブログですが、263いいね!頂きまして、前々回の145から大幅に読んで下さってる方がいいね!を押して下さいました

それでは、オープン後の前編のはじまりはじまり〜

新装開店日当日は、2013年5月29日でした。修行の為に働いていたスポーツ用品店から、仲良くなって商品知識もそれなりにあったので、一緒にやらないか?と言って連れて来た仲間1名と、僕の2名でスタートしました。一緒にスタートした仲間は、写真の知識は無かったので、以前竹ノ塚店に居たスタッフにも手伝ってもらっておりました。
その当時は、現在みたいに1店舗で全く異なる商売をしてる店などほとんどありませんでしたから、まず見た目がサッカーショップになった事によって、入って来たお客様に言われたのが、「写真屋さんは潰れちゃったの?」
写真屋だと思って来店したお客様の100%がこの第一声でした! なので、お客様には、「潰れてませんよ!スポーツ用品も始めたんですよ〜!近くにスポーツ用品屋が無くて困ったと言うお声もありまして・・・」と説明をしました。
さて問題です

( 正解は、来店して下さったお客様の20%くらいです。)
改装する前の客層の年齢層を考えなかったのが、1つの間違えだったのです! もともと、写真屋の時に来て下さっていた常連層の年齢は、60歳以上がほとんどだったのです。 ですから、写真屋は写真のみ!スポーツ用品屋はスポーツ用品のみ! と言う考えが強かったので、受け入れ難い状況だったのです

要するに、ターゲット層を考えずにお店を作ってしまったのです


なので、オープンから6年経過する今でも、写真屋さんは?と言われますが、慣れたので、ここですよ〜!と言うと大体恐る恐る入って来ますし、常連の方がたまたまいると、「スポーツ用品店に見えるでしょ〜!でも、ちゃんと写真もやってくれるんだよ〜」と笑いながら言ってくれるようになりました

それこそ、オープンから1年は地獄みたいに、侮辱的な事を言われり、鼻で笑われるのは当たり前でした!そこで、心が折れるようであれば、最初からこんな事をしなければ良いのです! 言われ続けると、慣れるのです(笑) 初めの内は、心の中でこのやろ〜!と思いましたよ(笑)
仕入れた商品も、とりあえずお店が出来る量を入れました。写真のお客様が少し減ってもスポーツ用品のお客様が増えるから問題ない!と思ってスタートしましたが、そもそも駅前の店で立地も良いけど、宣伝を忘れてますからね〜! 通りすがりの方達が買ってくれないと、売上にはならないのです

スポーツ用品って、どれくらいの頻度で皆さん買いますか

正直言って、大人なら半年に1回か1年に1回くらいあれば良い方だと思いますよ!子供の場合は、消耗が激しいから3ヶ月に1回くらいですかね!
この来店頻度も全く考えなかったので、開店祝いで来てくれる知り合いや、興味本位で入って来てくれる方、子供の用品をちょっと買いに来てくれる方が、ちょこっと来るくらいで、後はサッパリだったのです

マーケティングを全く考えなかった結果、売上目標の半分くらいしか行きませんでした

お店を出す時は、しっかりと市場調査をする事をオススメします(笑)
次に発生した問題は、在庫の山です!とにかく売上を上げたい気持ちで、通りすがりで来店して下さった方が、レディースの体操で使えるジャージなどないの?と言われる事が意外とあったので、最初はサッカー用品だけだったのが、レディース用のジャージなども入れて、ランニングシューズも入れてと、7.5坪の店内がシューズの箱の山になりました


その結果、サッカーショップをやるはずだったのに、普通のスポーツ用品屋になってしまい、大手のスポーツ用品店程の在庫も持てませんし、資金もないので、中途半端な事に陥ったのです。さらに在庫は増えたが、出て行かない


さて、やはり前編だけでもかなり長くなったので、資金ショート寸前からどの様にたてなおしをしたのかは、後編に続きます


長くなって本当に申し訳ございません


それでは、また(^o^)/
オープンして、少し経過した時の店内の写真です。今でも狭い店ですが、なんか凄い圧迫感のある店で入りたいと思わないなぁ〜(^^;)